こんにちは、秘書検定準1級面接対策、就職面接対策講師のKeiです。
休暇申請すると、上司の反応が分かれます。
- Aさんの場合、すんなりOK
- Bさんの場合、不機嫌になる
Bさんは最悪の場合、「その日は困る」と断られることもあります。
この違いは、日頃の段取りです。
休暇取得上手は印象づけ上手
休暇が取りやすい人の行動パターンは、「上司の役に立っている行動」を意識的にできている人です。
飲み会でも、若手の集まりから抜け出して、ときどき上司の近くでおしゃべりしたり、他部署の同期や課長などからも信頼を得ていたりもします。
いつも頑張っている印象を日頃からアピールしておくと、上司も喜んで休暇届を受け取ってくれます。
休暇がほしいときに取れるようにする段取り
Aさんのようになるにこんなことを心がけます。
- 繁忙期は絶対に休まない
- 仕事はやり残さず帰る
- 上司の仕事を手伝う
- 日頃から共通話題を話す
- 体調不良時の休みは、電話をかけ誠意を持って急な休みの取得を詫びる
日頃からこのような心がけをしておくだけで、休暇を取得しやすくなります。
ほんとですか?
正反対にしてみるとわかります。
- 繁忙期でも休む
- 仕事の途中でもすぐ帰る
- 手が空いていても手伝わない
- 上司とはほぼ会話しない
- 体調不良で休むとき、LINEで「体調悪いのでお休みします」とだけ送信する
なるほど、こんな人からだと休暇申請を気持ちよく受け取るのは、かなり抵抗あります。
あなたが先輩だったら、こんな後輩が休暇申請を出してきても気分よく受け取れないですよね。
ましてや「有給休暇を取得するのは権利なんだから!」なんて意気込みで来られたらドン引きですよね。
休暇を取りたいのはみんな同じ
誰だって、有給休暇は消えてしまう前に使いたいものです。上司も同じ、先輩だってそうでしょう。
5人だけの課内で、1人だけ有休消化していたとしたらどんな気持ちになるでしょう?少なくとも同じ日にはやすみづらいので、みんなは別の日を選ぶことになります。
ましてや、上司が土日も出勤するほど多忙な方ならなおさらです。
権利を主張するときは、他の人達の権利行使を抑制してしまうことを理解した上で、日頃から好かれる人物像を積み上げておくことが休暇取得上手になるコツであり、ビジネスマナーなのです。
お休みいただいた翌日は「昨日はお休み頂き有難うございました」と、上司と先輩にお礼を。
きっと、次の有休もとりやすくなりますよ。
今回のビジネスマナーコラムはここまで、またお会いしましょう!