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バーチャル面接試験2

秘書検定面接試験開始、いよいよ報告の準備

前回「バーチャル面接試験1」はこちら

報告内容を覚える部屋へ案内する係りの女性が、控え室に入ってきました。

受検番号1番から順に、3名ずつが呼ばれることとなっています。

 

「受検番号1番、2番、3番の方は、手荷物を持ってこちらへお越しください。」

 

報告を覚える部屋からは、控え室へ戻ることなく面接試験会場へ向かうこととなります。

 

あなたは直前まで見ていたスマホの電源を切り、手荷物を持って案内係の女性の側へ向かいます。

「では、こちらへどうぞ」

あなたと、他の2人の受検者は静かに案内係の女性の後ろを歩いて、別室へ向かいます。

 

別室には、3つのテーブルと椅子が並んでいました。

 

「受検番号1番の方は一番左の席へ、2番の方は真ん中の席へ、3番の方は右の席へお座りください。」

 

3人が着席すると、案内係の女性は続けて話します。

 

「今から報告内容の課題をお配りします。机へ裏向けに置きますので、合図があるまで手を触れないようお願いします。」

 

目の前に課題の書かれた紙が置かれました。

もちろん、裏向きで真っ白です。


頭の中まで真っ白にしてしまって、課題を忘れないようにしたい思いです。

 

課題を読む時間は2分間です。始め、の合図で読み始めてください。2分経ちましたら終わってくださいと案内しますので、紙を裏返してください。」

 

課題は3人とも違う内容になっています。


覚えやすい課題だったらいいのになぁと思いながら、合図を待ちます…

 

「始めてください」

 

紙を裏返して、とにかく3回、何も考えず読んで内容を覚えます。

そして今度は文字を見ずに、頭の中で報告するときのセリフに置き換えます。

敬語への変換は筆記試験で慣れているので不安はあまりないでしょう。

 

ポイントは、どのようなジェスチャーを加えるかを決めておくことです。

 

あなたの課題は次の通りでした。

「自転車用の携帯型ナビゲーターができた。
 サイクリングに適したルート案内や消費カロリーも表示するという。
 GPSもついているため遭難などのときにも役立つと期待が高まっている。」

3回読んで、とりあえず内容は覚えました。つづいて、セリフ化です!

<解答例として参考にしてください>

「失礼いたします(普通礼)。(前傾姿勢)ご報告したいことがございますが、ただいまお時間よろしいでしょうか?

(面接官の「どうぞ」に続いて…)

「はい。
自転車専用の携帯型ナビゲーターができたそうでございます(手で、スマホ程度の四角い形をジェスチャーする)。
サイクリングに適したルート案内や、消費カロリーを表示するそうでございます。
また、GPS機能もついているため、遭難時にも役立つとの期待が高まっているとのことでございます。
ご報告、以上でございます(普通礼)。」

よし、これでいこう!

同じセリフを時間の限り頭の中で繰り返します。

もう、このセリフ以外出てこない!と思うくらい、頭の中に刷り込みました!

面接会場への移動

案内係の女性が、

 

「では、只今より面接試験会場へご案内いたします。紙はそのままテーブルに裏返して置き、手荷物を持って私のあとをついて移動してください。」

 

いよいよ、面接試験!

3人で案内係の女性の後ろについて面接会場へ向かいます。

移動中も、さっきのセリフを頭の中で繰り返します

 

「(コンコンコン)失礼いたします。」

 

案内係の女性がドアを開け、3人の受検生を部屋へ入るように促します。

秘書検定準1級面接試験、開始です!

バーチャル面接試験3へつづく

 

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