秘書検定準１級面接「あいさつ」

Kei

第１の課題である「あいさつ」のポイント解説をします。

秘書検定準１級の面接会場の見取り図を再確認しましょう。
受検者は３人１組ずつ面接室へ案内されます。
面接官は「あいさつ」「報告」「状況対応」の３課題ごとに着席されています。

秘書検定準１級面接試験の第１の課題「あいさつ」

すでに入室、着席済みであることとして解説します。
イスの座り方、立ち方は別ページにて解説していますので参考にしてください。

面接番号を呼ばれたら、座ったまま

「はい！」

と通る声で返答しします。

返答してから椅子から立ち上がり、その場で直立姿勢をします。

次に、「あいさつ」と書かれた席の面接官の前まで、さっそうと、迷いなくまっすぐに歩きます。

立ち位置は、面接官の正面で、面接官との距離は約２歩（1.5mから２m程度）です。
細かく指定するには理由があります。

ちょうどいい距離が「約２歩」です。

秘書検定準１級の面接試験で言う「あいさつ」は、実質的には次の台本どおりに言うことを示します。

「失礼いたします。受検番号○番、○○　○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」

このセリフに、「動作」が加わります。
具体的には次のとおりです。

おじぎについては別ページで画像たっぷりに解説しましたので、ぜひ確認してください。

審査ポイントとしては受検要項や公式ホームページでも明記されているように、

とされており、注記として次の文章が付け加えられています。

※審査の対象となるのは，「報告」「応対」の二つの課題についてだけでなく、面接室での態度・振る舞いなども含まれる。

つまり、「あいさつ」をしている姿を採点しているのは「あいさつの面接官」だけでなく、すべての面接官ということです。

秘書検定準１級面接試験対策DVD（実務技能検定協会）教材の中でも、すべての面接官が同じ採点シートを持っているところが見られると思います。

歩く姿も審査基準ですから、歩くスピードなども市販のDVD教材などで学習されると良いです。

本番でありがちなミスを列挙します。

強く意識しないと、ついつい出てしまいますので、今回を良い機会としてトレーニングしておきましょう！