こんにちは、秘書検定準1級面接対策、就職面接対策講師のKeiです。
あいさつが大切なことは誰でも知っていますが、「誰に」あいさつしていますか?
誰とあいさつしているのかは、案外見られています。良くも悪くも、目立つのです。
見られているならなおさら、たくさんあいさつしましょう。今回のビジネスマナーコラムは「誰にあいさつ?」です。
あいさつしているあなたは見られています
あいさつは、かしこまったお辞儀(おじぎ)をする、ていねいなものがビジネスシーンの定番です。
- 軽いあいさつは、会釈(えしゃく)
- 丁寧なあいさつは、普通礼
- お詫びや深い感謝は、最敬礼
この使い分けはOKですよね?
お辞儀のトレーニングは、「秘書のまど」の面接試験対策の記事を参考にしてみて下さい。
《トレーニング方法を完全図解》秘書検定面接試験に必須のおじぎ4種類(会釈・普通礼・敬礼・最敬礼)
出勤したら誰にあいさつしていますか?
朝、出勤したら職場の上司や仲間に「おはようございます」とあいさつしますよね、最低限のビジネスマナーです。
新入社員なら、まだ慣れないうちはできないこともあるかもしれませんが、入社2年目以降の場合は必須のビジネスマナーです。
できて当たり前、という意味ではなく、職場であいさつしているあなたの姿を後輩が見ているからです。
先輩があいさつしないなら、自分もいいか……いや、そもそもあんまり大きな声で挨拶しない雰囲気なの?なんてことになってしまいます。後輩指導のためにも、朝の職場あいさつは必須なのです。
他には誰に挨拶していますか?
自席の周囲の人にあいさつして、あとは廊下で同期とすれ違ったら「やっほー」と挨拶するくらいでしょうか?その他の人とすれ違うときは……気づかないふり?
これではいけませんよね。逆に、積極的に「おはようございます」と声を掛けるべきです。いつどこで同じ職場になるかわからないですし、急に仕事を手伝ってもらえる人物になるかもしれません。
私がはじめて入社した企業は、正社員500名以上、非常勤の方も同数近くが働いていました。顔を知らないからというのは、挨拶しない理由になりませんでした。原則として誰にでもあいさつをするのが普通だったのです。
どんどん自分から挨拶しましょう。気恥ずかしいなら、会釈するだけでも構いません!
社員以外にも挨拶していますか?
会社には、社員以外にも沢山の人が関わっています。取引先の来客はもちろんですが、その他こんな人達とも毎日会いますよね。
- 商品搬入の運送屋さん
- 警備員さん
- 清掃業者さん
- 弁当を運びの店員さん
- メンテナンス業者さん
会社は、正社員以外の人たちの業務がスムーズであることで、通常業務が守られています。スーツを着ていない人には挨拶しない、という人をよく見かけます。
とてもなげかわしいと思います。
スーツを着ていない人にはあいさつをしない姿を、周りの人は見ています。もちろん、好印象ではありません。厳しく言うと「あいさつする人を区別する人」として見られています。
私は、基本的に警備員さんや清掃の人、配達の人こそ覚えてもらおうという勢いであいさつしています。おかげさまで、会社に行くと誰かが挨拶してくださいました。
あいさつしてもらえる自分をつくろう
いつもあいさつしている人には、自然と人が集まります。なぜでしょうか?
あいさつをすることで、相手との心理的ハードルが低いことを伝えられるからです。あいさつしない相手とは心理的に壁を作っているというマイナスのアピールになっているのです。まさに、エヴァンゲリオンのATフィールド状態です。
あいさつをすることで、あなたの周りには人が集まり、相談や会話が生まれます。自然と社内情報も耳にはいやすくなり、仕事もはかどります。
いえいえ、そんな打算的なことを超えて、あなた自身が職場に居やすくなります。
職場のストレスのほとんどが「人間関係」に起因することはご存知のとおりです。毎日8時間近く過ごす場所ですから、居心地良くなるように、一歩踏み出しましょう。
あいさつは、相手も自分も気持ちいい、そんなお話しです。
今回のビジネスマナーコラムはここまで。またお会いしましょう!
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