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ドアのノック2回はビジネスマナーではNGです

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ビジネスマナードアノック

こんにちは、秘書検定準1級面接対策、就職面接対策講師のKeiです。

就職面接やビジネスシーンでは、ドアのある部屋への入退室が必ずありますよね。秘書検定試験では面接試験誘導担当者がドアを開けてくれますが、やはり退室は自分でドアを開け締めしなければなりません。

ドアの開け締めにもビジネスマナーがありますのでお話しましょう。

Kei
Kei

今回のお話を実践するだけでOKです。

ドアのノック2回はビジネスマナーではNGです

ドアのノック、「コン、コン」と2回叩いていませんか?

それ、トイレです。

本来は「コン、コン、コン」と3回ゆっくり叩くのが正解です。

Kei
Kei

理由を考えてみればわかります。

トイレの場合は、もしも中に人が入っていたらすぐにその場を離れてあげないといけませんよね。
だから2回だけ、素早くノックするんです。

就職面接会場のドアの場合はどうでしょう。部屋の中で複数の面接官が先ほど面接した人の履歴書を見ながら、互いに印象を話し合っているはずです。

ですから、3回も、ゆっくりノックするんです。

もちろん、部屋の中から「どうぞ」と言われるまで、ドアノブを回してはいけません。前の人の書類を隠して、あなたの書類を準備しているからです。

面接以外でも、社長室では企業の秘密事項について話しているかもしれませんし、人事部なら異動について話しているかもしれません。

Kei
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ビジネスシーンのノックは、室内の人に心の準備をしてもらうためのマナーなのです。

ドアのある部屋への入退室の基本

ドアのある部屋への入退室の流れを確認しましょう。

  1. ドアをゆっくり3回ノックする。
  2. 「どうぞ」と言われたら「失礼します」と言います。
  3. ドアをゆっくり開けます。
  4. 「失礼します」といって会釈します。
  5. 静かにドアを締めます。

よくある間違いは、「ドアを開け『失礼します』と言いながら入室すること」です。

先ほど説明したように、「どうぞ」と言いながらも見られてはいけない書類を片付けているところかもしれません。あえて、ゆったりと入室しましょう。

退室のときは、ドアの前まで歩いたら振り返って「失礼します」と普通礼をしてからドアを開けます。部屋の外に出たら、振り返ってもう一度「失礼します」といってドアを締めます。出るときは少しスピーディーに出ましょう。

ドアの開け締めでちょっとした気遣い

ドアは、「バタン!」と音がなりやすいものです。新築だろうがなんだろうが、映画館のドアでもない限り、音が出てしまうものです。

必ず、ドアが閉まるまでドアノブを握り続け、閉まったことを確認してから手を離しましょう。ドアの音を全くさせないつもりで締めるのがポイントです。

和室の障子を閉めるマナー、ご存知でしょうか?
部屋の外に出て、正座をして一礼。障子を9割くらいまでサッと引き寄せるように締めてから、手首を返して、完全に閉まるまで押す感じでゆっくりと締めます。ドアと同じですよね。

こんな気遣い一つで「丁寧な人だなぁ」といった好印象が与えられます。ぜひできるようになってください。ビジネスマナーの基本でありながら、できていない人が多いポイントです。

Kei
Kei

今回のビジネスマナーコラムはここまで。またお会いしましょう!

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