こんにちは、秘書検定準1級面接対策、就職面接対策講師のKeiです。
職場でよく席を離れる人いませんか?もちろん自分も席を離れるときがあるので「お互い様」です。
でも、どこへ何用で離席するのかを言わないでスッといなくなる人がいます。これはビジネスマナー違反ですよね。
今回のビジネスマナーコラムは離席時のマナーです。
離席するときのマナーは「よろしくおねがいしますの気持ち」を持つこと
新入社員のとき、先輩が何も言わず離席したことありませんか?
その時の不安は、無人島に一人残され船が遠ざかっていくのを見送るかのような気持ちです。
どこにいっちゃうのー
- 仕事を頼まれたらどうしよう
- 電話がなったらどうしよう
- どこにいったか聞かれたらどうしよう
特に困るのが「3番」ではないでしょうか?
- 「あれ、〇〇さんはいないんだね、どこへ行ったの?」
- 「〇〇さんに依頼された仕事、いつまでに仕上げればいいですか?」
- 「〇〇くんは明日10時の会議出られる?」
ちょっとまって!何も聞いてないんですよ!
何も言わず、スッと席を外しちゃったんですよ!
どうしよう、「知りません」とは言えないし、いつ戻るかもわからないし……
どこへ何の用件で離席するのかを伝えよう
後輩のことだけではありません、離席する時は次の3点を誰かに伝えましょう。
- どこへ行くのか
- どれくらいで戻るのか
- 緊急時はどうすればいいか
どこへ行くのか
社内の他部署へ行くのか、会議に出席するのか、取引先に行くのか、出張に出るのか、はたまた緊急事態で早退するのか。
必ず、離席する時は「どこへ何用で」だけは伝えなければなりません。唯一、伝えなくていい時は化粧直しに行くときだけです。
いつもは必ず行く先を言っていれば、無言で離席するときはお手洗いだと察してもらえるというメリットもあります。
どれくらいで戻るのか
会議なら終了予定時間を、外出なら帰社予定時間を伝えましょう。外出先を書くボードがあるなら、必ず記入しておきます。書かないで1時間以上離席すると、不要な噂が立ったり心配されてしまいます。
また、自分あての電話がかかってきても、代わりに電話をとってくれた人が応対しやすくなります。
緊急時はどうすればいいか
会議なら、会議時間は電話に出られません。取引先での打ち合わせも同様です。とはいっても、重要な取引先から「今すぐ連絡が取りたい」という事態もあり得ます。
こんな時は、「メールで教えて欲しい」「着信履歴さえ残しえくれればいい」「何が何でもこちらから電話するまで連絡しないで欲しい」と、具体的に伝えましょう。
離席することは仲間に負担を掛けることだと理解する
自分あての電話や来訪の対応を仲間がカバーしてくれることはありがたいことです。
カバーすることが仲間のストレスにならないように、離席時は上記の3点を必ず伝えたいものです。
さらに、昼食時も自席で食事を摂らないなら「外で食べてきます」と言って、自席でお弁当を食べる人にひと言伝えましょう。
お昼休みに電話がかかってきたり来訪があったときは自席でお弁当を食べている人だけが対応します。休憩時間でありながら、半分勤務状態にあるのです。
交代制などのルールがない職場では、ぜひともお弁当派の人に感謝の念を持って接したいものです。
今回のビジネスマナーコラムはここまで。またお会いしましょう!
事務職未経験、理系女子、高校生などに特におすすめの通信講座。秘書検定準1級を目標としながらも3級から学習できるカリキュラムのコース。もちろん質問対応や添削課題含まれています。さすがは人気のあるユーキャン。準1級対策の通信講座としても十分なカリキュラムです。