秘書検定は、6月、11月、2月の会場受検と、自由に受検日程が選べるCBT方式受検があります。一般的な会場受検の日程と出願期間は次のようになっています。
【2024年度】秘書検定試験日程と出願期間(会場受検)
2024年度の秘書検定試驗日程(会場受検)は以下のとおりです。例年通り6月、11月、2月の年3回実施されますが、1級と準1級は6月と11月のみの実施です。
準1級と1級は筆記試験合格後に面接試験があり、その後に合否結果が出るのでスケジュールをよく考えておきましょう!
回数 | 検定日 | 出願期間 |
---|---|---|
第133回 | 2024年 6月16日(日) | 2024年4月5日(金) 〜5月14日(火) |
第134回 | 2024年 11月17日(日) | 2024年9月4日(水) 〜10月15日(火) |
第135回 | 2025年 2月9日(日) | 2024年12月9日(月) 〜2025年1月14日(火) |
第135回は2級と3級だけ実施されます。準1級と1級は、6月か11月のどちらかでなければ受検できません。
CBT方式は、受検日を自分で選択できます。詳しくは公式サイトか、この記事の「出願方法(受験会場とCBT試驗」を参照ください。
秘書検定の受検資格は?
秘書検定はどの級も受検資格がありません。年齢や性別も問いません。また、何級からでもチャレンジできます。ただ、1級と準1級には筆記試験のあとに面接試験があるので、十分にトレーニングをしておきましょう。
出願方法(会場受検とCBT受検)
秘書検定では一般的な会場受検だけでなく、2級と3級に限り試験日が自由に選べるCBT方式の2種類があります。
秘書検定の会場受検の出願方法(1級・準1級は会場受検のみ)
秘書検定はインターネットと郵送の2通りで出願できます。受検料の支払い方法は、クレジットカードかコンビニ払い、郵送なら現金書留が選べます。
《参考》前年度の秘書検定試験会場一覧
インターネット出願の場合
公式サイトであるビジネス系検定のトップページから秘書検定のタブをクリックします。ここからネットで出願が可能です。ただ、ネットであっても出願できるのは出願期間内に限られますので出願忘れのないように注意が必要です。出願日程を再確認しておきましょう。
《公式》秘書検定出願
社会人の方は、会社から資格取得支援金が出る場合があります。申請に領収書が必要な場合があります。まずは人事部にクレジットカード払いでも対象になるか確認しておきましょう!
郵送出願の場合
郵送で出願する場合は、秘書検定の願書とともに受検料をそえて、郵便局から現金書留で下記へ郵送します。秘書検定の願書は、大型書店のほか、大学や高校の売店、就職課などにあります。
願書送付先
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1丁目4番15号
実務技能検定協会 秘書検定部 御中
なお、大学のエクステンションセンターの秘書検定講座や、高校で団体受験申請の場合は、担当講師が受講生の出願を取りまとめることがあります(受講生が程度をそろうと、いつもの教室が受験会場にできるのです)。
CBT方式受検の出願方法(2級・3級のみ)
CBT方式の出願も、秘書検定の公式サイトを経由してネット上で出願します。CBT方式は、全国のテストセンター(全国47都道府県に350か所以上の会場から選べます。パソコン関連の専門学校が設定されることが多いです)で、希望の日程で受験できる受験スタイルです。
設置されているパソコンで受験するので、隣の人は別の資格試験を受けている場合もあります。わたしは、証券外務員試験はCBT方式で受験、合格しました。
CBT方式はすぐに合否結果がわかるので、急いでいる人におすすめです。ただし、秘書検定では2級と3級のみ対応となっています。
通常の会場受験とは異なり、確実に希望する試験会場を選べることが便利です。また、会場受験で残念な結果になっても、次の会場試驗まで待たずに、CBT試験で受検するということもできます。
秘書検定の受検料(ダブル受検も)
秘書検定の受検料は、各級だけでなくダブル受検の設定もあります。受講生には本命の級とひとつ下の級のダブル受検を強くおすすめしています。
各級の受検料は以下のとおりです。学校などで団体受験申し込みする場合は少し安くなる場合があります。
受験級 | 受検料 |
---|---|
3級 | 3,800円 |
2級 | 5,200円 |
準1級(面接含む) | 6,500円 |
1級(面接含む) | 7,800円 |
3・2級 | 9,000円 |
2・準1級(面接含む) | 11,700円 |
2級が不合格でも準1級の筆記試験に合格する人は珍しくなく、20人クラスでも数名出ることがあります。
秘書検定の試験時間
秘書検定の筆記試験時間は以下のようになっています。
受検級 | 本試験時間(筆記試験) |
---|---|
3級 | 11:50〜13:50(120分) |
2級 | 14:50〜17:00(130分) |
準1級 | 11:50〜14:10(140分) |
1級 | 14:50〜17:20(150分) |
ダブル受験できるよう、隣り合う試驗級の本試験時間が重ならないように工夫されています。
秘書検定1級・準1級の面接試験日
筆記試験のあとに面接試験がある1級と準1級は、筆記試験の合格者へ個別に案内が届きます。例年、筆記試験の約2ヶ月後に面接試験があります。
面接試験は3人の面接官が1チームとなっているため、日本を縦断するように日程を変えて実施されます。地方によって面接試験の日程が違うことがあるため、個別に案内が届くようになっています。
面接会場は、ホテルや貸会場、オフィスビルの会議室など様々です。試験会場の希望は、筆記試験の解答用紙に記入欄があるので、自宅から行きやすい会場を選びます。
秘書検定試驗のマスク着用について
秘書検定試驗ではマスクの着用は自己判断で良いこととなっています(「ビジネス系検定試験実施における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(受験者用)」)。
試驗監督側はマスクを着用しています(令和6年2月試驗現在)ので、もちろん着用OKです。個人的にはマスクの有無は合否に直接的な影響はないのでどちらでも良いと考えます。
ただし、マスクを着用する場合は、
- 表情を見せづらい
- 声が通りづらい
といったデメリットがあるので、マスク着用をする人は下の記事で紹介している「マスク着用で合格するための工夫」を読んでおいてください。
まとめに代えて(秘書検定は2級と準1級のダブル受検がベスト)
秘書検定でおすすめの受験方法は、2級と準1級のダブル受検です。2級と準1級の筆記試験は、試験範囲に大きな差はなく、マークシート方式の多肢選択と記述式の比率が違うだけなのです。
このため、2級は不合格だったけれど準1級の筆記試験に合格する人が毎回数名でます。ぜひ秘書検定を受検するのであれば、2級と準1級のダブル受検をしてください。
教材は秘書検定準1級だけで構いません。
公式サイトに3級、2級、準1級、1級の出題例が掲載されていますので、受検級を選ぶ目安にしておきましょう!
《公式》秘書検定の問題を解いてみよう
「秘書のまど」は秘書検定準1級の面接対策専門の情報サイトです。エクステンションセンター講座や大学の非常勤講師、教材開発経験をもとにしたノウハウを公開しています。ぜひ活用してください!
秘書のまどサイトマップ
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