こんにちは、秘書検定準1級面接対策、就職面接対策講師のKeiです。
秘書検定に限らず、資格の直前対策は「過去問題集を繰り返し解く」が最適解です。特に秘書検定の場合は、暗記だけでは解けない独特な問題が出題されることがあるので効果的です。
テキストだけでは学習できない本試験問題の特徴を実問題集でつかむ必要があります。
秘書検定の試験直前にするべき学習方法
秘書検定の本試験問題は、選択式と記述式(級により比率が違います)です。記述式は、積み上げてきたあなた自身のセンスや記憶によるので、直前で伸ばすのは困難です。
一方、選択式は過去問題(実問題集)を解くことで点数を伸ばすことができます。
実問題集は、ひと通り解答するだけではなく、同じ問題を3回繰り返し、満点を狙うつもりで進めてください。さすがに3回もやれば、問題も解答も覚えてきます。ここが重要!
理由は次の3点です。
- 30%近くは過去の類似問題
- シチュエーションがわかる
- 解答時間が早くなる
30%近くは過去の類似問題
秘書検定のように、競争試験ではなく技能検定の場合、実力があれば必ず合格するように問題が作られています。運転免許のように、合格率が大きく変わらないように工夫されているのです。
シチュエーションがわかる
選択式は、5肢択一(5つの中から正解を1つ選ぶ)形式。問題をやったことがある人はご存知のとおりです。
ほとんどの受検生が……
2つまでは確実に絞れるんだけどなぁ
といいます。
これは、記憶が曖昧というよりは問題が言っているシチュエーションがどちらとも考えられる場合。
たとえば、緊急時の電話の取り次ぎが「○」とも「×」とも言えそうな問題です。
想像力があればあるほど悩み続け、時間だけが経過してしまう。
実問題集で過去問題を解いていれば、
- この表現の時は、素直に考えればいい
- この問題は、例外があるからダメ
といった判断ができるようになります。
実際、わたしも受講生に質問されて説明しますが、過去問を見せることで納得してもらう場面もありました。慣れるが勝ちです!
解答時間が早くなる
実問題集を解くことで、出題パターンがわかってきます。また、自分がどの分野に時間がかかるのかもわかるようになります。
本試験で時間配分ができるようになり、見たことのある問題もでてくるので「悩むべき問題」と「わからなければ後回しにする問題」があなたの中で見えてきます。
結果的に、ムダな時間を減らせる効果があります。
試験時間と同じ時間で解答したら、答え合わせをします。
実問題集は解答解説部分が分冊にできるので、本をボロボロにするつもりで書き込んだり、折り曲げたり、マーカーを引いてしまいましょう。とにかく、自分にまだない知識をあぶりだす作業です。
実問題集は不足している部分をあぶり出すツールです
秘書検定準1級の実問題集には面接試験の解説があります
ちなみに、秘書検定準1級では筆記試験に合格すると面接試験があります。
準1級の実問題集には、数少ない面接試験の過去問題も掲載されています。準1級受験者にとってはなくてはならない問題集です。
時間がないけど問題をときたい人は秘書検定クリアテストがおすすめ
実問題集は本試験と同じ時間を測って解くことが前提ですが、忙しいOLさんや主婦の方など、もちろん部活や就活で忙しい人はまとまった時間が取れないこともあると思います。
時間がない人は、直前3日前まではクリアテストという問題集がおすすめです。一問一答形式の問題が載っているので、通勤・通学の30分でも、お昼休みの間でも、帰りにカフェに寄って少しだけでも問題を解くことができます。
直前3日前までにクリアテストをやり終えて、実問題集を1回だけでも解いておく方法もおすすめです。
直前の総まとめをしたいなら秘書検定クイックマスターが便利
そもそもテキストが消化不良になっている場合もあるでしょう。
そんな時は、クイックマスターがおすすめです。著作権のため内容の画像を出せないのが残念ですが、かなり大きな文字で、イラストが入った構成になっています。
すべてを網羅するテキストに比べれば情報量は少ないですが、直前の総まとめに最適なボリュームです。暗記用のポイント教材として使えます!
試験前日は忘れ物のないように!
新型コロナ感染症はすこし落ち着いてきた感があります(2023年10月現在)。しかし、秘書検定の本試験では、発熱時の受検ができないこと、マスクの着用についての注意点があります。
参考に公式サイトのガイドラインのリンクを貼っておきます。お手元の受検票にも記載されていると思いますが、読んでおいてください。
その他、受験時間や注意事項などは以下の記事を参考に、事前準備をしておいてください
【2024年度】秘書検定試験日程、出願方法、受検料や会場など
なにより、頭がスッキリしない状態で本試験に向かうことがないよう、いつもより30分だけでも早めに寝て、少し早起きできるようにしてください。体調不良でも本試験は待ってくれません。
あなたの体調管理はあなたにしかできない重要ミッションです!
あとは、得意な問題が出題されますように…!
合格祈願!