面接試験で評価が高い「声」は?
秘書検定準1級試験は、最高峰である1級試験についで、実践力を確かめています。
「声」もビジネスシーンでは重要な役割を持つため、秘書検定の面接試験でも「声」としてではなくマナーやしぐさの一部として採点されています。
どのような声が高評価となるのか、またどんなイメージなのかについて解説します。
秘書検定準1級に求められる「声」のレベルとは
基本レベルとして求められる声
秘書検定準1級の面接試験は「あいさつ」から始まりますが、ここで基本レベルの声が出せているかがひとつのポイントとなります。
基本レベルとして押さえておくポイントは次の通りです。
- 声量は一般以上あるか
- 声色は明るいか
- 明確に聞き取れる声か
さて、このように文字で書かれてもピンとこないと思います。
とても身近にお手本がありますのでご紹介しましょう!
お手本にしてほしい声
ずばり、マクドナルドなどのファーストフード店の接客対応の声です。
「いらっしゃいませ、こんにちはー!」
ですよね?
彼ら、彼女らはトレーニングを積んだ挨拶です。
ファーストフード業界大手の人材研修によって生み出された「印象の良いあいさつ」です。
特徴は、ざわざわしている店内でもきちんと聞こえるハリのある声です!
まねをしてみよう!
スマホにボイス録音アプリがありますよね?
「いらっしゃいませこんにちは!」
を自分で言ってみて、録音してみてください。
自己判断で結構です、いますぐマクドナルドのカウンターに立って通用するレベルですか?
ポイントは…
何度か録音して問題ないと思ったら、次の段階へ進みましょう!
あいさつをしてみましょう!
「いらっしゃいませこんにちは!」で声のハリや大きさ、高さがいい感じにできるようなら、秘書検定面接試験の第一関門である「あいさつ」をしてみましょう!
面接官の前に立ち、受験番号と自分の氏名を明るい声ではっきりと、そして面接官の鼻あたりをみながら言います!
言い終わったら「よろしくお願いいたします!」と言い終わってから、普通礼をします。
できれば、スマホで正面から録画してやってみましょう。
爽やかに挨拶できているなら合格ラインです!
やってはいけないことのおさらい
もう一度、声について確認しましょう!
先ほどと正反対に、タブーとして書くとすると、
- 恥ずかしさや緊張で、声が低めで小さい
- 慌ててしまい、つい早口になって、何を言っているのかわかりづらい
- 面接官の顔を見られず足元を見てしまい、声がきこえにくい
注意しましょう!
秘書検定で合格できる声を出すには?
答えはひとつです。
恥じらいを捨てましょう!
しかし、奥ゆかしい日本人は簡単には恥じらいを捨てられません。
だからこそ女優になってしまいましょう!
このサイトではデキる秘書を演じきることが合格のコツとして何度も紹介しています。
これは、人に見せるための動作に気をつけるという意味だけでなく、恥じらいを捨てるための考え方も盛り込んでいます。
試験会場に入ったら、あなたはあなたではなく、あなたが演じる「デキる秘書」でしかありません。
人前で堂々と、明るく、さわやかに挨拶するのはあなたではなく、あなたが演じなければならない「デキる秘書さん」です。
演技を恥ずかしがっていては文化祭にも出られません、立派に試験会場という舞台を全うしてください!
カラオケするときは、ステキで大きな声で歌っていませんか?
出るはずです、あなたのあいさつで面接官に好印象を与えましょう!