新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、春(夏)の面接試験は実施されませんでした。
しかし、秋(冬)試験は条件付きで実施予定となりました。
発表されている実施要領のポイントをお知らせします。
面接試験はマスク着用
面接試験はマスク着用のまま行われることとなりました。
受検者が注意すべき点は次の2点です。
- マスクを必ず持参する
- 目だけで気持ちを表現する
マスクを必ず持参する
マスクは受検者だけでなく、面接官も着用のまま行われます。
マスクは手作りのものやデザインの凝ったものではなく、ノーマルな使い捨てのものにしましょう。
また、念のためバックに予備を1枚入れておきましょう。
万が一、当日つけていくのを忘れたり、ひもが取れてしまっても予備さえあれば安心です。
前日に予備のストッキングと共にバッグへいれておきましょう。
目だけで気持ちを表現する
笑顔のトレーニングのページでもお伝えしましたが、素敵な笑顔はあなたの資産です。
しかし、マスクをしている以上、表情は「目」と「声」でしか表現できません。
試験前に鏡の前でマスクを付けたまま
- 笑顔の練習
- お詫びの表情の練習
を必ずしておきましょう。
また、表情で表現しづらくなったことで、声のトーンが重要になりました。
マスクをしたままでもハリのある声を出すためには、それなりに声量が必要になります。
必ずマスクをしたままトレーニングをしておきましょう。
セルフチェックによる受検判断
試験団体の発表内容を一部転載します。
試験当日の来場前には,必ず以下のセルフチェックを実施してください。
※1つでも該当する場合,来場・受験をお断りさせていただきます。
- 試験当日現在,平熱と比べて発熱がある。
- 試験当日現在,咳,喉の痛み,だるさ,息苦しさ,味覚障害等の症状がある。
- 2週間以内に,新型コロナウイルスと診断されている人と会った。
- 2週間以内に,感染拡大地域への訪問や海外渡航歴がある,またはそのような人と会った。
- 同居している人が以上の項目に当てはまる。
上記に1つでも当てはまる場合は、受検できません。
注意したいのは1番目の「試験当日現在,平熱と比べて発熱がある。」です。
試験は真冬に実施されるため、普通の風邪やインフルエンザにかかる可能性があります。
当日体調不良のまま試験会場に行っても、37.5度以上あれば受検拒否されるかもしれません。
試験前は十分に栄養と睡眠をとって、「発熱しない」ように体調管理しておきましょう。
もしもセルフチェックにより受検を辞退した方への救済措置があるようです。
詳細は試験団体のHPを参照ください。
別会場での受検か、筆記試験免除回数について何らかの措置があると思われます。
【重要】 面接試験を受験する方へ(新型コロナウイルス感染症に関するお願い)2.8.28
受検申込みは9月2日から10月14日まで
筆記試験は11月15日(日)となっており、9月2日から10月14日まで受検申込みができます。
申込先リンクは以下の通りです。
公益財団法人 実務技能検定協会 ビジネス系検定試験申し込み画面
受検料はコンビニ払いかクレジットカードで支払うことができます。
令和2年度秘書検定準1級秋試験面接日程
ご自身の試験日程は郵送される受検票で確認してください。
なお、新型コロナ感染対策の一環として、面接試験会場へは集合時間5分前の到着が厳守とされています。
冬は雪の影響で交通機関が遅延しがちですので、会場近くの喫茶店などに早めに到着して体を温めておきましょう。
令和2年度 秘書検定準1級面接試験日程一覧
開催地 | 試験日程 |
札幌 | 2020年12月13日(日) |
仙台 | 2021年1月10日(日) |
東京 | 2021年1月9日(土) 2021年1月10日(日) 2021年1月16日(土) |
新潟 | 2020年12月13日(日) |
金沢 | 2021年1月10日(日) |
名古屋 | 2021年1月9日(土) 2021年1月10日(日) |
大阪 | 2021年1月9日(土) 2021年1月10日(日) 2021年1月16日(日) |
広島 | 2021年1月10日(日) |
高松 | 2021年1月9日(土) |
福岡 | 2021年1月10日(日) |
宮崎 | 2020年12月13日(日) |
那覇 | 2020年12月19日(土) |
9月26日現在の情報です。
受検者と試験団体へ…
試験団体としては、試験でクラスター感染など発生させるわけにはいきません。
確実にニュースに取り上げられるでしょう。
そのリスクを負っても試験をする英断をされたことは本当にすばらしいと思います。
また受検者のみなさんにとっては、春試験が中止になったために筆記試験合格者は大幅に予定が変わったと思います。
合格発表は面接日の約1ヶ月後です。
どちら側も新型コロナ負けない行動にエールを贈ります。